2020年はGW前が採用活動の勝負

2020年卒業予定学生に対する採用活動が各社で活発になってきた。原則、企業の20年卒の採用活動(広報)の開始は19年3月だが、現在、企業はインターンシップという形で学生と接点をつくっている。業界や仕事、自社の魅力を学生に伝え、就職先の選択肢に入れるよう取り組んでいる。

就活の長期間中断は、学生の企業に対する印象を薄める。(時事通信フォト=写真)

年々、企業の採用活動が早まり、インターンの実施企業数は増加している。その背景には、採用環境の売り手市場がある。学生が有利な採用環境のため、学生側の活動量が減少しており、そのため学生に自社を知ってもらい、説明会や選考を受けてもらわなければ、そもそも採用まで至らない。