病気、介護、お金、片付け、空き家、お墓……。「実家」のさまざまな問題を解決するにはどうすればいいのか。「プレジデント」(2017年9月4日号)の特集から処方箋を紹介する。第2回は「寝たきり・介護リスク」について――。

親が入院したら、まずやるべきこと

「40代で、親が寝たきりになり、介護をすることになるのは『入院』がきっかけとなることが多いです」

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こう指摘するのは、介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子氏だ。親が突然の病気や骨折で入院。その後、これまで通りの暮らしが難しそうという場合、何からどのように段取りをすればいいのか。

「入院したら、病院から渡された『入院時診療計画書』あるいは『クリニカルパス』に目を通しましょう。これは入院から退院までのスケジュールが記されたもので、今後の予定を立てるための必須アイテム。病院で渡してくれない場合は、もらうことができないか聞いてみましょう」