病気、介護、お金、片付け、空き家、お墓……。「実家」のさまざまな問題を解決するにはどうすればいいのか。「プレジデント」(2017年9月4日号)の特集から処方箋を紹介する。第6回は「遺産争続リスク」について――。

親に離婚歴はないか、親の不動産は多いか

相続時のもめごと、いわゆる“争族”は、家族間の感情のもつれが主な原因だ。「長男が多くもらうのは許せない」とか「次男は住宅購入資金を援助してもらったはずだ」など、他の相続人と比較して「自分がないがしろにされた」と感じるときに争いが起きる。

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相続に関する著書も多い弁護士の長谷川裕雅氏は、「争いの原因で最も多いのは、その財産が相続財産かどうかという問題」と言う。