▼同業者と専門家の声を基に「学生が頼れる」大学就職課を選出
【一橋大学】企業垂涎! 一橋のパートナー
「キャリア・パートナーシップ・プロジェクト」を立ち上げ、過去5年間に約3名以上の一橋大学生を採用した企業に声をかけて組織化。企業は学内会社説明会に参加でき、学生も学内で効率的に就活ができる。
【帝京大学】データを駆使した未来型就活
リクルートキャリアと提携し、学生のデータベースを構築。その情報を分析して学生の能力を把握し、「このタイプの学生にはどのサポートが最適か」を導く取り組みを17年から始めた。18年はAIが採用面接を行うサービスも試験的に導入。
【昭和女子大学】人生の先輩にキャリアを相談
学生が信頼できる社会人に直接会って、卒業後のキャリアプランやライフスタイルについて相談できる「社会人メンター制度」を2011年から導入。メンターのOG率はわずか2割未満。公募制で、20~70代の約300名の女性が登録している。
【武蔵大学】面談を重視する「ゼミの武蔵」
一学年1000名以上いる3年生に対し、1人40分の全員面談を実施する。もともと11個の個別ブースがあり、キャリアカウンセラーが10名以上常駐。在学生の面談利用回数は1人平均6回にのぼり、口コミで低学年時から利用する学生も多い。
【福岡工業大学】最大7万2000円を補助!
福岡県外で採用試験にかかる交通費・宿泊費の一部を補助。1人1回最大3万6000円を2回まで利用できる。そして9学科すべてに就職の担当職員を配置。3年生全員と面談して、個別の要望に対応する。
【金沢工業大学】AIに進路先相談ができる
県外出身者の学生が多く、首都圏や新潟・仙台に向かう就活用バスを例年運行。またIBMのAI「ワトソン」を修学アドバイザーとして今秋から学生に提供開始。卒業生のビッグデータから進路先相談にも乗る。
【学習院大学】通称「メンタイ」は学校名物
「面接対策セミナー」は、18年で28回目。講師を務める卒業生がボランティアで300名以上参加し、学生1300名を相手に2日間就活対策を行った。感動した3年生が翌年、サポーターとして参加する循環もある。
【明治大学】「就職の明治」は行事数でも圧倒
とにかく行事が多彩。セミナーだけでも「BtoB企業理解」「U・Iターン」「リスタート(4年生の6月に実施)」などがあり、さらに海外インターンシップ、理系に向けた工場見学会も。他大学の就職課も見学に来る。
【國學院大学】職員入魂のオリジナル冊子作成
大手一流企業を中心に約260社を職員が訪問。その企業分析や、採用担当者、卒業生からのメッセージを詰めこんだ企業研究冊子を学生に配布する。また就職課以外から選抜した職員もアドバイザーとして学生の相談に乗り、学校をあげてサポート。
【千葉商科大学】郊外の大学は地域密着で勝負
地元の企業や中小企業など、700社以上と「アライアンス企業」として連携する。主催する業界研究バスツアーでは、知名度の高くない優良企業を学生に紹介。就職した卒業生のうち、約3人に1人がアライアンス企業に就職する。
(写真提供=明治大学、金沢工業大学、学校法人 学習院)
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