健康編2
2000万は運動で健康管理、人脈づくりも兼ねるゴルフなら一石二鳥

健康の維持・増進に効果的といわれる運動については、高所得者のほうが頻繁に運動していた(図1)。しかも、「毎日」と答えた人は低所得者の倍以上。「毎日という人は朝ですね。私の知り合いの外資系の金融マンやコンサルタントは朝早く起きてランニングしています。彼らは週に1、2回、トレーニングジムにも通っていることが多い。上級クラスのジムはエグゼクティブのコミュニケーションの場にもなっています」(加谷氏)。

運動が自己流か、教わっているかという質問では、低所得者のほうが自己流の傾向が強かった(図2)。「高所得者はトレーナーにプログラムを組んでもらい、きちんと成果を上げたいという思いが強いのでは。おそらく自分をマネジメントしていることにすごく安心感を覚えるようなメンタリティが働いていると思います」(加谷氏)。