「週1×1時間」と「週2×30分」、会議はどっちがいい?
冨田和成●ZUU社長
会議の参加者の温度差は、なぜ出るか
会社の定例ミーティングは週に1回、1時間のケースが多いのではないでしょうか。私の会社では、週に2回、各30分に分けています。この3日に1回開かれる課題解決のための定例会議を当社では「半週ミーティング」と呼びます。
なぜ、延べ時間は同じなのに2回に分けるのか。理由はサイクルが2倍速くなるからです。業務を進めていればさまざまな壁にぶつかります。組織が急成長していれば、半週で計画が変わることはザラです。壁を前にして1週間待つのはもったいない。いち早く解決案を考え、実行に移し、効果を検証するためには半週のサイクルが必要なのです。
会社の会議といっても、目的がアイデア出しなのか、情報共有なのか、課題解決なのか、さまざまな種類があります。それなのに同じ形式でこなそうとすると、参加者に温度差が出るので効率は悪くなります。最初から目的がわかっていれば、それ相応のテンションと集中力で会議が始められるでしょう。
冨田和成(とみた・かずまさ)
ZUU社長兼CEO
一橋大学卒。野村証券にて営業記録を樹立。2013年ZUUを設立し、金融メディア「ZUU online」運営。著書に『鬼速PDCA』など。
武元康明(たけもと・やすあき)
サーチファーム・ジャパン取締役会長
1968年、石川県生まれ。半蔵門パートナーズ社長。約20年のキャリアを持つ世界有数のトップヘッドハンター。
島宗 理(しまむね・さとる)
法政大学文学部心理学科教授
千葉大学文学部卒業。慶應義塾大学社会学研究科修了。ウェスタンミシガン大学心理学部博士課程修了(Ph.D.)。
ZUU社長兼CEO
一橋大学卒。野村証券にて営業記録を樹立。2013年ZUUを設立し、金融メディア「ZUU online」運営。著書に『鬼速PDCA』など。
武元康明(たけもと・やすあき)
サーチファーム・ジャパン取締役会長
1968年、石川県生まれ。半蔵門パートナーズ社長。約20年のキャリアを持つ世界有数のトップヘッドハンター。
島宗 理(しまむね・さとる)
法政大学文学部心理学科教授
千葉大学文学部卒業。慶應義塾大学社会学研究科修了。ウェスタンミシガン大学心理学部博士課程修了(Ph.D.)。
(写真=iStock.com)