「交通系IC」の履歴チェックで“鶯谷通い”が露呈

【“SNS不倫”4:仮想空間なら後腐れなく不倫できるって本当】

石嶺健太郎さん(仮名・29歳)の妻(27歳)が男性(おそらく30代独身)と知り合ったのはネット上の仮想空間でのこと。お互いの画面に表示されているのは「アバター」で名前も顔も知らなかったものの、妻が夫である健太郎さんの不満や悪口、愚痴をこぼし、それを男性が聞いてあげるという形で打ち解けていったようです。

そのまま仮想空間を抜け出し、実世界のメールやLINEでのやり取りに移行。そして、初デート。驚くべきことに2人は東京の山手線・鶯谷駅の改札で待ち合わせると、いきなりラブホテルに直行したのです。

綺麗や夜景を見たり、美味しい食事を楽しんだり、手をつないで散歩したりという手順を飛ばして、「初対面」とホテルへ行く……。犯罪に巻き込まれてもおかしくないのに、ずいぶん思い切ったことをしたものです。それからも定期的に鶯谷のラブホテルで肉体関係を重ねたようですが、健太郎さんにはバレバレでした。

なぜなら、健太郎さんは妻の交通系ICの履歴をチェックしていたのです。鶯谷という場所は妻に無縁な場所です。自宅からも実家からも職場からも遠い。鶯谷といえば、都内屈指のラブホテル街があります。健太郎さんは、妻を追跡調査して、2人がラブホテルに入った瞬間を目撃し、「黒」だと確信しました。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/Murata Yuki)

健太郎さんが妻に詰め寄ると、妻は不貞の事実をあっさり認めました。そして想定外の発言をしました。

「(交通系ICの履歴を)勝手に見るなんて信じられない!」

妻は健太郎さんをルール違反だと言って強く咎め、荷物をまとめて実家に帰ってしまったのです。数日後、妻から依頼を受けたと言う弁護士から「『離婚』の件を受任したので今後一切、○○(妻の名前)に連絡しないように」という手紙が届きました。

最終的に、健太郎さんは離婚に応じました。そして離婚からわずか1年で妻は再婚しました。再婚相手が誰かはわかりません。妻が鶯谷で逢瀬を重ねたアバター男だったのでしょうか。健太郎さんは確かめることもできていないそうです。

「SNS不倫」のケースは、これだけではありません。(後編へ続く)

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(写真=iStock.com)