あなたは予算書・決算書を正しく理解できているだろうか。「プレジデント」(2018年3月19日号)の特集「会社の数字、お金のカラクリ」では、そのポイントを8つのパートにわけて解説した。第2回は「いい赤字、悪い黒字」について――。
検査費、人件費をケチれば暗転の恐れ
利益は出せばいいというわけではなく、「いい赤字」もあれば「悪い黒字」もある。その違いは、将来の富につながる「善玉コスト」の使い方にある。
善玉コストをかけた結果の一時的な赤字は「いい赤字」だ。先行投資のコストは善玉コストの典型だ。例えば、2000年頃の米アマゾンは赤字続きで株価も暴落したが、それは物流設備に対する先行投資が原因の赤字であり、それが現在の競争優位性の源泉になっている。
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