企業の決算書をどう読めばいいのか。いくつかのポイントさえおさえれば、決算書は決して難解な書類ではない。雑誌「プレジデント」(2018年3月19日号)では、特集「会社の数字、お金のカラクリ」で、決算書を読解するイロハを解説している。担当編集者から、その読み所を紹介しよう――。
経営幹部になる人もならない人も必須
決算書を読むのに苦手意識を持つビジネスマンも少なくない。だが、経営コンサルタントの小宮一慶氏はいう。
「経理担当者でなければ、決算書をつくれるようにならなくても構わない。しかし、本気で経営幹部を目指そうとしているのなら、決算書から会社の現状や問題点を読み込めるようになる必要がある」
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