――出口さんは、世の中の常識を覆すようなことをおっしゃいますね。

世の中の常識のほとんどが非常識ですから。

――非常識だとしても、上司にどう伝えればいいのでしょう?

神経質な上司はわりと気が弱いことが多い。一対一ではなく若手5人くらいで上司を酒の席で囲み「部長、ホウレンソウについてなんですが」と、集団で話をしたらどうですか。

――そんなことできますかね……。

僕の講演会は、「10人以上集まればどこにでも伺います」というポリシーでやっています。呼んでいただけたら話しに伺いますよ。「ホウレンソウは自分から探しにいくものだ」と正しい意味を教えてあげれば、あなたの労力は最小限で済みますよね。

――上司を含めて10人以上を集めればいいんですね。出口さん、お願いします!

Answer:「報・連・相」は上司を戒めるための言葉だと教えてあげましょう

出口治明(でぐち・はるあき)
ライフネット生命保険創業者

1948年、三重県生まれ。京都大学卒業。日本生命ロンドン現地法人社長、国際業務部長、ライフネット生命社長・会長などを歴任。