◆ステップ4:2軸で図解する
ストーリーが確定したので、スライドの作成に取りかかります。
ポイントは、とにかく図解すること。良い資料とは、「読んでわかる」資料ではなく「見てわかる」資料です。どんなに資料の論理構造(グループ)と論理展開(順序)が良いものでも、文字の羅列で説明される内容よりも、表やグラフなどを使って説明された資料のほうがわかりやすいのです。
ちなみに、図解に「絵心」は必要ありません。伝えたいことを2軸のマトリクスや4象限、グラフの図解で表現すればいいのです。たとえ色使いのセンスがなくても、論理的に整理され、見てすぐに伝わる資料になっていれば、ビジネス資料としては合格です。
なお、このステップでもパソコンは使わずに手書きです。ただし、紙のサイズは2倍のA4サイズを使用します。ここからは完成資料の原寸大サイズの紙に下書きするためです。
ここで記入する内容は、「スライドタイトル」「キーメッセージ」「図表」です。