2016年のIR(統合型リゾート)推進法に続いてIR実施法が成立すれば、カジノ解禁は実現する。“一攫千金”があなたの正夢となる日は近い?

「勝つのは我々。客に勝ち目はない」

世の中にはカジノで一攫千金を夢見る人がいる。可能性はゼロではないが、結論からいえばそれは極めて難しい。

米国ラスベガスの実話に基づく小説が原作の映画『カジノ』は、主人公がカジノ・ビジネスの旨みを語るモノローグで始まる。「合法的に現金がザクザク入る」「シャンパンに宿泊サービス、群がる女たちと酒。すべて客の金を巻き上げる“仕掛け”だ。それがベガス。勝つのは我々。客に勝ち目はない」。

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古典落語に「場で朽ちるからバクチ」という語呂合わせがある。胴元が寺銭(てらせん)で儲ける博打の本質は昔も今も変わらない。カジノの仕掛けに嵌まり100億円超の特別背任で収監された大王製紙前会長は、仮釈放後に出版した著書『熔ける』の文中で、「VIPルームの入口は地獄の釜の蓋」と懺悔した。

(写真=Getty Images)
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