体重と資産は反比例するのだ。もしくは、見た目がシュッとシャープになるほどに資産は膨らんでいくのだ。

一概には言えないが、肥満は「見た目」上、よいとはいえないと評価されることが多い。その肥満の原因となる炭水化物や甘いもの(お菓子など)は血糖値を急激に上げ、それに対して体内からインスリンが分泌される。そのことで血糖値が一気に下がり、イライラや眠気、集中力低下などの現象が起きやすいといわれている。

仕事への影響も大きいと、グーグルや「コーポレート・アスリート」プログラムを実施するP&Gなど外資系企業では、血糖値を一定化させる食事内容や食べ方を社員に推奨している。食べ物を意識することで、メタボ腹という致命的な外見上の悪さや仕事のパフォーマンスの低下を防げるのだ。

田口智隆
講演家。ファイナンシャルインディペンデンス代表。28歳で自己破産寸前まで膨らんだ借金を数年で完済。『なぜ賢いお金持ちに「デブ」はいないのか?』など著書の累計50万部以上。
【関連記事】
富裕層vs庶民、考え方の決定的違いとは
高級クラブママは見た!お金の使い方、払い方でわかる「人間の器」
世界のエリートは“白いシャツ”と“10年選手の革靴”を身につける
なぜ野菜を食べない家は貧乏なのか?
なぜ、外見で生涯年収が4760万増えるか