高齢になって心配なことのひとつに「骨折・転倒」がある。厚生労働省の調査によると要介護原因では「脳卒中」「老衰」に次いで第3位。東京都の調査では、女性の寝たきり原因の第1位が骨折だ。

骨折と転倒で寝たきりになるのは、骨強度が低下する骨粗鬆症が最大の原因。その骨粗鬆症患者は日本に約780万~1100万人と推定され、75歳以上の高齢女性の2人に1人がそうである。