前宮城県知事の浅野史郎氏(61歳)が成人T細胞白血病(ATL)を発症し、都内の病院に入院した。

浅野氏を襲った成人T細胞白血病の病名を聞いて、どのような病気かすぐにわかった人は少ないだろう。

成人T細胞白血病(ATL)は、病名に白血病とあるように“血液のガン”である白血病の一種である。血球には赤血球、白血球、血小板があり、白血球には顆粒球やリンパ球などがある。さらに、リンパ球は「T細胞」と「B細胞」などに分けられる。成人のリンパ性の白血病はB細胞によるガンがほとんどだ。ところが、ATLの場合はT細胞によるガンなのである。そのため、成人T細胞白血病と名付けられた。