【向こう3年の売り上げを予測したい】
[3]バリュードライバーから数字を導こう
売り上げや利益に影響を与えるバリュードライバーの数字を変化させて、未来のシミュレーションをしていく。バリュードライバーの数値は、過去のトレンドがそのまま続くのか、何かしらの変化が起きるのかなど、ビジネス環境に基づき予測していく。
(a)「客1人あたり人件費」は12年以降、新施策を導入したことで抑えられていることがわかる。今後も現状と同水準の220円で推移すると予測する。
(b)ほかのバリュードライバーも同様に予測していく。客単価と材料費率はこれまでと同等と想定。客数と賃借料はトレンドから予測。
[CHECK!]グラフ化してトレンドを読む
数値の予測は、(1)類似企業の財務データを参考にする方法、(2)過去のトレンドから予測する方法などがある。トレンドを数字だけで見極められないときは、数値を折れ線グラフにすることで予測しやすくなる。
【完成】バリュードライバーの数値を予測したところで、バリュードライバー以外の数値も計算していく。これで未来のモデルは完成。