夫の家事参加で「外食・中食率」が激減!
他の生活費も見直し、実行してもらいました。家計を変えていくには、Wさんの生活に対する意識の変化も必要です。生活全般について奥さんに協力することを促していきました。
食費は、外食や中食が多かったのが、Wさんが手伝うことで自炊や弁当を作ることができるようになり、支出が下がりました。日用品は、安売り商品や、いいなと思った物の衝動買いが減り、水道光熱費はつけ放ししないなど地味な努力で下げることができました。
【W家 家計費コストカット額ランキング】
1位:生命保険料 -3万円
老後資金作りを目的にした保険の掛け金を減らす一方、医療保障をつけ現状に合う保障内容に変えた
2位:教育費(保育園) -2.9万円
やや割高な認証保育から、割安な認可保育に移ることができた
3位:食費 -2.1万円
外食や中食で食費が高くなっていたが、夫の協力で自炊が増え、食費が減った
4位:通信費 -1.5万円
夫婦のスマートフォンを格安なものに変更
5位:被服費 -9000円
妻と子の衣類の購入が多かったが、むやみに買わず、タンスの整理をすることで妻の衣類代を減額
6位:生活日用品 -8000円
いいなと思うものは迷わずに即購入していたので、買いだめや衝動買いをなそうと意識することで支出を縮減
7位:娯楽費 -4000円
半分は書籍代だった。書籍も溜まってきているので、古本屋に売り、そのお金を書籍代に充てるなどして新たな支出額を縮減
8位:水道光熱費 -2000円
付けっ放しをやめることを徹底し、電気代・ガス代が各1000円くらいずつ下がった
8位:その他 -2000円
有料インターネットテレビの契約を打ち切り(それぞれのスマホで重複して契約していたのでやめた)
被服費や娯楽費は、Wさんの口座に残った金をそっくり妻や子のためにと使っていたもの。このお金は生活費にきちんと入れるようにし、無計画に使うことをなくしました。家計を合わせることでお金の使い方を2人で改めることができ、結局いつも赤字家計だったのが、毎月10万円も余剰を作り、貯めていける家計に変わることができました。