夫の協力により、多分野で節約が実現!

教育費を作る目的で、学資保険に入ろうかなども話題になりましたが、やはりインフレリスクや低金利を考慮し、1年ほどは貯蓄中心でいき、生活防衛資金の半分ほどができたらジュニアNISAや、来年の導入が検討されている積立NISAなどを焦らず検討しながら、教育費専用の積み立てをしようと計画しました。

「いつも自分が1人で家事をし、保育園の送迎もし、仕事もフルタイムで、心にも全くゆとりがなくて。節約しなくてはと思いつつ、そこまで考えたらやっていけないという精神的負担も感じていたのです。でも、夫が協力してくれるとこんなに楽になれるなんて」

奥さんは嬉しそうに話します。幸運なことに子供を預けていた認証保育から、割安な認可保育に移ることができたことも家計の黒字化に貢献しました。

家族で生活をすることの大変さを実感できたWさんは、「暮らして行くためのお金の流れが見えてきた」と何度目かの面談で話すようになりました。これまでは難しいと言っていた家計を合わせるということが自然にできるようになり、重複していた支出などもなくなっていきました。

ボーナスが出て、それも貯めていくことができるとすると、老後資金の他、年に180万円ほど貯蓄できるのです。生活防衛資金も教育費も、もう心配なく作っていけます。

Wさんのように老後を心配し資金を作ることは大切なことです。ですが、いくらお得だとはいえ、そのために60歳までお金をおろしにくい制度や商品を利用していると、老後になるまでの期間、不安な思いをすることにもなります。生活をする資金として何が必要か、万が一にも耐えられる強い家計をどう作るかを視野に入れながら、老後資金を作るということが、今、必要なことなのです。

▼編集部おすすめの関連記事
年収1000万なのに"赤字家計"なワケ
年収1000万なのに"赤字家計"なワケ
教育>家>専業主婦>車「あきらめの優先順位」で老後資金確保
共働きなのに妻の家事負担が減らないワケ
商社勤務夫婦が実践する「家事分担しないルール」
共働き夫婦の医療保険は“別契約”がいい理由