[割烹]津やま
――各界の著名人に、これが「東京の味」と言わしめる赤坂の隠れ家
小泉純一郎、志村けん、谷村新司など、数々の著名人が愛する小さな割烹。2万5000円(税・サ10%別)のコース料理ほか、アラカルトも。
東京都港区赤坂2-14-7 TEL/03-3583-2482
営業時間/月~金、祝前日17:00~22:00(料理LO 21:30)
日・祝日休 全22席(個室あり)
【1】先代直伝の豚の角煮1500円。表面を焼き、おからと一緒に下茹でして臭みを落とし、醤油、酒、砂糖を合わせて6~7時間じっくりと煮詰める。厳選した豚の旨味が凝縮した絶品。
【2】多くのお客が締めに頼む鯛茶漬け3000円。硬めに炊いたご飯に秘伝の胡麻ダレで和えた鯛の刺し身を乗せ、少しのお茶で混ぜて食べる。最後に強烈な幸福感を残す、癖になる味。
【3】千葉県産の大ぶりの黒アワビを6時間かけて蒸した逸品。とても柔らかいがうまみがつまっている、美味の極み。時価。
【4】みつば、うど、たけのこ、まつたけなど季節の野菜で作る沢煮椀1500円。優しさの料理。
(すべて税・サ10%別)
(嶺 竜一=構成 大槻純一=撮影)