たとえ方便でも、正面から受け止める

「プレゼンをした相手の反応がよくなかったときでも、ポジティブにミーティングを終わらせるのが私の鉄則です。たとえ『この環境では絶対に上手くいかないよ』と絶望的なことをいわれても、『なるほど、たしかにそうですよね』と相手の言葉を正面から受け止める。断られて、落ち込んだら、それで終わりじゃないですか。そこで終わらせないために、強い意志をもって楽観的に働きかけていく。その繰り返しだった気がします」と小林りんはいう。

ISAK代表理事 小林りん氏

リーマンショックが世界経済に大打撃を与えた2008年、小林りんは前職を辞して、新しい高校をつくるプロジェクトを立ち上げた。彼女が構想したのは、ただの高校ではない。学校教育法に基づく正式な日本の高校でありながら、同時に全寮制のインターナショナルスクールでもあるという、異例の高校だった。