【効果のあった勉強法】

▼シャドーイング
シャドーイングを繰り返す(48歳男/650→975点)/シャドーイングが効果があった(53歳男/635→860点)/シャドーイング(31歳女/700→880点)/ラジオやテレビ講座を聞きながら、音読された文や会話をオーバーラップして音読する(25歳女/715→840点)

▼本・教材
繰り返し書籍を読んで内容を覚えてしまう(38歳男/475→815点)/同じ教材を繰り返し勉強する(48歳男/565→865点)/問題集を繰り返す(50歳男/610→840点)/文法、イディオムをしっかり勉強する(33歳女/450→810点)/文法を書籍で理論的に理解する(46歳女/650→880点)

▼実践
何度も受けていれば、勘所がわかる(57歳男/540→830点)/TOEICの問題を時間を計って解く(49歳男/585→810点)

【失敗した勉強法】

▼英語の小説・映画
基本ができていない段階での、映画・小説は、ストレスがたまるだけで、続かない (53歳男/400→775点)/どちらかというと、文法的な要素を勉強したり、ヒアリングを強化したほうがより好成績に繋がると実感した。映画はスラングなども多いので、作品にもよるがTOEICのための勉強法には向いてないように思う(33歳女/450→810点)

▼聞き流すだけで英語力がアップするという教材
毎日30分ほど1年間聞き流したが何も変わらなかった(32歳女/645→780点)/全く効果がなかった(46歳女/430→605点)/意味がわかるようにはならなかった(38歳男/500→600点)

▼短期留学
失敗ではなかったが、点数を上げようと思ったら短期ではいけなかった(39歳女/500→825点)/期間が短すぎて上達しない(3週間のアメリカ語学留学)(34歳女/430→630点)

※本調査は仕事をしている20歳以上の有職者で、TOEICの点数が100点以上伸びた男女500人(男380人、女120人)にインターネット調査したものです(調査期間:2016年1月15~21日)。

中村澄子

本調査で「信頼している著者」ナンバーワン。エール大学でMBA(経営学修士)を取得。東京・八重洲でTOEIC対策を指導する教室「すみれ塾」を主宰。著書にシリーズ累計80 万部超の『1日1分レッスン! 新TOEIC TEST 千本ノック!』ほか、2月新刊『時間がない人ほど上達する英語勉強法』など著書多数。
(山本祐之=撮影 アイブリッジ=アンケート調査協力)
【関連記事】
企業が求めるTOEICスコアのボーダーライン
「英語」の力を確実に上げるビジネス書9冊
30秒で判定!「目的別」あなたに最高の英語メソッド7
ここがスゴイ! 「孫正義の英会話」大解剖
英語公用語化で苦戦の社員。4週間フィリピン留学した結果は?