今度こそ!「意識を変える・高める」技8
「意識を高めるために何をすればいいのか?」
「意識を持つとは、どうすることなのか?」
そういったご相談に長年、私なりに回答を考えてきました。それが、下記の1「危機感に身を置く」、2「意識の高い人と交わる」、3「小さな言葉・行動を続ける」です。これらを習慣にすることで、いずれ意識を変えることができるのではないでしょうか。
▼1.危機感に身を置く
●ハードで挑戦的な目標を持つ
危機感はいつも通りの自分を変えてくれるエネルギーになります。いつも通りのやり方と結果に安住する限り、意識は高まりません。同じことでも、2倍速で行う、半分の時間でやる、満足度を2倍にするという自分へのチャレンジがなければ、仕事への意識は変わりません。
●大量の失敗をする
大きな失敗をした時、成果は下がりますし、一時的に評価も落ちるかもしれませんが私たちの仕事に対する取り組みの意識は高まっていきます。適切な反省をして、改善の努力をすると共に意識は高まっていきます。
●手厳しいフィードバックをもらう
先輩や上司、お客様から手厳しいフィードバックをもらうと意識が変容していきます。危機感が改善への意識を高めてくれます。敢えて率直にフィードバックをもらいに行く習慣を身につけることをお勧めします。
▼2.意識の高い人と交わる
●圧倒的なライバルを持つ
憧れの人、心のライバルがいると、小さな自分で安住できず、常に自分を高めることを意識し続けられます。
●意識が高い人の集団に入る
意識を高めるためには、意識の高い人と関わることです。目的意識の高い人、当事者意識の高い人、チーム意識が高い人と関わることで、その人たちの行動・思考・言葉を日常的に無意識に吸収することができます。
●他人の体験から学ぶ
意識の高い人の伝記や体験談から学び、思考・行動パターンを吸収することができるのです。経営者、アスリート、作家など一流の人の伝記は良い意識を高める題材になります。