クリスマス直前のこの時期に、恋人からフラれる男性には共通点があった。仕事がデキる男性に見られがちな3つの特徴、あなたは大丈夫?
カップル破局続出!“クリスマスの悲劇”とは
11月末からクリスマス直前にかけてのこの時期は、1年を通じてもっともカップルが破局を迎えやすい時期である。「えー、“クリぼっち”(クリスマス時期に恋人がいない状態)なんて寂し過ぎる!」と思われた方もいるかもしれない。実は、この時期ならではのイベントの多さが、逆に災いしているのだ。
街は美しいイルミネーションの海。クリスマスに向けて街々が輝けば輝くほど女心に一つの問いがわき起こる。「私、本当にあの人とクリスマスを過ごしたいのかな」この疑念が破局を招くのだ。まさに“クリスマスの悲劇”である。
こうしてフラれてしまう男性には共通点がある。しかも、その共通点は一見モテそうな“仕事ができる男性“に見られるものなのだ。タイプ別に考えてみたい。
仕事は一流、恋愛は三流!“クリスマスの悲劇男”の特徴
▼タイプ1:サポート、アシスタントがついている人(特に営業)
「これやっといて!」大企業勤務、営業部ホープのトオルさんは、事務スタッフのモモコさんにドサッと書類を投げ渡した。「わかりました」と彼女は言った後、パソコンの前でため息をついた。
――ああ、今日は機嫌が悪いなぁ。疲れてるのかな? 温かいコーヒーでも入れてあげよう。
トオルさんは差し出されたコーヒーを顔も見ずに無言で受け取り、砂糖とミルクを加え、雑にかきまぜる。
――やれやれ。いくら仕事ができてもこんな男とは付き合いたくないわぁ。
モモコさんは、砂糖とミルクの殻を片付けながら心のなかでつぶやいた。
そう、普段アシスタントやサポートが身の回りの雑務を請け負ってくれて、自分の仕事に集中できる状況にある男性は“クリスマスの悲劇男”となる危険性が高い。
仕事を認められているが故に、余計な雑用をする必要もなく、気を配らなくても周りが動いてくれる。すると、「取引先、上司以外の周りの人に気を配る」という心の筋肉が衰えていく。
12月19日、トオルさんは恋人のミキさんから「あなたみたいに忙しければなんでも許されると思っている人とは付き合えません」と別れを告げられた。
「忙しい」を言い訳に、すべてをミキさん任せにしていたトオルさん。デートの予定も決まらない。会えたとしても、食事は予約なしで適当に入れるような居酒屋ばかり。当然、クリスマスに何かあるような兆しもない。クリスマスというイベントを二人で楽しもうとする姿勢のなさに、ミキさんはないがしろにされていると感じたのだ。
トオルさんには、彼女をサポート(エスコート)する心配りが全くなかった。サポートされることが当たり前の職場環境にあり、サポートしても邪険に扱われる彼女の気持ちを察することができなかったところに敗因がある。