最後は、スマホによる英語勉強を継続させるための、モチベーション維持に役立つアプリ。
大学受験などと異なり、英語勉強は同じ目標・志を持つ人が近くにいるとは限らない。となると、徐々に意欲は薄れ、コツコツ勉強するのが辛くなって、放り投げることも多い。
そこで、2人の達人を含め英語勉強を習慣にする人々が愛用するのが「Studyplus」や「TOEIC Cal.」だ。特に前者は、学習時間を記録し、グラフ化してくれる。自分が取り組む教材の進捗ぶりも教えてくれる。SNS機能も搭載し、同じ教材の仲間やライバルの学習時間を知ることができ、競うことでやる気を維持できるのだ。
後者は、TOEICの試験日を設定しておくと、試験まで残り何日、と連絡がくるカレンダーアプリ。自分の尻を叩いてくれるわけだ。
「漠然と試験の日取りを記憶しているだけだと、勉強時間の確保ができず、結局、ぶっつけ本番になる人も少なくありません。このアプリは1日1回、TOEICの公式問題が3問配信されるので、勉強習慣も定着しやすい」(佐々木氏)
【やる気UP&サボリ対策にオススメ】
※料金やサービスの有無は8月18日時点のもの。変更になる場合があります。
1位●Studyplus
学習した時間と量を記録しグラフ作成してくれる
無料/販売者:Studyplus Inc.
取り組む教材ごとに学習時間と量を記録してくれるアプリ。加えて、学習状況がグラフによって自動作成される。
「同じ教材を使用する学習者や同じ試験対策をする学習者とつながるSNS機能は有効活用すべき。カレンダーで勉強予定を立てることで、その予定に沿ってプッシュ通知をしてくれるため、学習開始のスイッチを入れやすいです」(渡邉氏)。サボリ対策になるのだ。
2位●TOEIC Cal.
試験日までのカウントダウンでやる気を鼓舞!
無料/販売者:国際ビジネスコミュニケーション協会
TOEICの試験日を設定しておくと、試験まで残り何日かすぐにわかるアプリ(受験日までカウントダウンすることも可能)。
「プッシュ通知を希望すれば、毎日、本番の試験をお手本にした質の高い英語の問題3問(リスニング&ライティング、リーディングなど)が配信され、しっかり取り組むとカレンダーに学習の履歴が記録されます」(佐々木氏)