お盆で帰省したときに、親戚の集まりがありました。従姉の子どもが「遊んで」と近づいてきます。そうしてサッカーボールで遊んでいると、30分も経たないうちに「飽きた」と訴えてきました。「将来はプロサッカー選手になりたい」と言っていたはずなのに。この子は、ひとつの道を極めることができるのだろうか……。いらぬ心配をしながら、子どもと陽が落ちるまで遊び続けたことを、今号の取材を終えて思い出しました。

PRESIDENT 2016年10.3号「毎日が楽しくなる脳内革命」

超一流の人は、みな対象に没頭しています。「そのことが好き、興味がある」ことを大前提にしても、飽きずにひとつのことを何十年間も続けている。何か長く続けるためのコツはあるのか、習慣づけていることはあるのか。素朴な疑問を持ちながら、今回、医学博士の石川善樹さん同行のもと、各界のトップランナーを取材しました。

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