誰からも好かれなくてはいけない
などと思わず、
人には普通に接していたほうがいい。
――ニーチェ●独・哲学者
著書『人間的、あまりに人間的』の一節。嫌われている相手にいくらいい顔をしようとしても、すぐさま評価を覆すのは難しい。無駄な努力はするな、という割り切りが潔い。
愛を恐れることは人生を恐れること。
そして、人生を恐れる人たちは、
ほとんど死んでいるも同然なのだ
愛情を受け取る人間は、
大まかにいえば他人に愛情を
与える人でもある。
――B・ラッセル●英・論理学者、哲学者
前者は著書『結婚論』、後者は『幸福論』の一節。愛情の受け手になることは大切だが、愛情を要求する人は、愛情を与えられる人ではない。自分自身しか愛さない人は、結局は耐え難い退屈に苦しむ。