デスクの片づけ

▼悩み1:散らかりすぎて、どこから片づけたらいいか、わかりません

【before】いるもの、いらないものが混在している

[診断]黒色のボールペンが2本置かれているが、これこそモノが増える原因の一つ。文具は1種1個が原則。

▽解決メソッド→赤札作戦
すべてのモノを「使うもの」「いつか使うもの」「使えないもの」の3つに分類する整理法。「いらないもの」は机の隅などに隠れていて、普段はその存在に気付かない。まずは現状を見える化しよう。

「赤札作戦」を実践 before⇒after

【after】「見える化」すれば整理がサクサク進む

【1】ほかの人と使うものは共有スペースへ。
【2】右の写真では青色の付箋を貼った。今日、明日に必要になるもの。
【3】黄色の付箋を貼った。処分すべきか迷う場合は「○月○日に処分」と書いたラベルを貼っておき、期限を切り、移行期間をもうけてから処分しよう。
【4】赤色の付箋を貼った。壊れていたり、古くなって必要なくなったもの。即処分しよう。

▼悩み2:仕事をもっと効率的に進めたいのですが

【before】ムダ、ムリな動きが多すぎる

[診断]メモは右手、受話器は左手で取る。この配置では左右の手を反対側へ伸ばす必要があり、作業効率が悪い。

▽解決メソッド→動作経済
生産性を高めるための人の動きを研究したもの。手を伸ばす、振り向く、しゃがむことが必要な配置はNG。よく使う書類や文房具は手の届く範囲に置く。無理なく、疲れず、素早く取り出せる場所を考えよう。

「動作経済」を実践 before⇒after

【after】ワキが空かないように配置する

【1】受話器を左手で取り、右手でメモをするという動作を考えると、この配置がベスト。
【2】よく使う書類のファイルはすぐ取れる右側に置く。縦置きにすれば、必要なファイルをピンポイントで取り出せる。元の位置に戻すときもスムーズ。
【3】右手でペンを取って、そのまますぐにメモ帳に書くことができて、ムダがない。