その移動は本当に必要か
トヨタ社員の仕事ぶりはみな、効率的で、速い。肝はムダ取りにある。例題は企画書作成時のムダ排除をトヨタ式でやるというもの。一見ムダなど存在しないように思える作業だが、人材育成支援会社OJTソリューションズ・大鹿辰己氏はこう語る。
「なんとなく書き始める。これが諸悪の根源です。まずは業務の目的が明確なまま、始めること。あやふやなまま進めて軌道修正を迫られれば、結果として時間がかかります。企画書作成前には、どんな狙いがあり、どこに評価ポイントがあるのか、何度も自問してください」
▼例題にチャレンジ
Q. 食品メーカー勤務のあなたは至急の案件として、新商品の企画書作成を課長から指示されました。作業の工程は次の通りでした。あなたは今回の作業を振り返り、ムダを取り除いて、もっと効率的な作業方法を考えてみようと思いました。さて、どれだけのムダを削減することができるでしょうか。
Q. 食品メーカー勤務のあなたは至急の案件として、新商品の企画書作成を課長から指示されました。作業の工程は次の通りでした。あなたは今回の作業を振り返り、ムダを取り除いて、もっと効率的な作業方法を考えてみようと思いました。さて、どれだけのムダを削減することができるでしょうか。
「仕事」は4つに分類できるというのがトヨタ式の考え方。(1)主作業(例題では企画書の文書作成)、(2)付随作業(文書を作成するための情報収集)、(3)準備・後始末作業(上司に企画書の要旨説明)、(4)ムダ・例外作業(ぼんやり時間など)となる。
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