削る技術を磨いて要素を絞り込む

文章は、シーンによって求められる量が変わる。ビジネスでは、上司にA4 1枚で報告する場合もあれば、会議で詳細を検討するために分厚い資料の作成を迫られる場合もある。また、小説やエッセー、懸賞論文などの応募も、賞によって規定の枚数は違う。必要に応じて枚数を書き分けるためには、どのような点に気をつければいいのか。

「書けない、伝わらない…『7つの悩み』克服法」で処方箋を出してくれた藤原智美氏と齋藤孝氏に、変幻自在に枚数を書くコツを伝授してもらおう。

一般的には、枚数が多いほど書くことを負担に感じる人が多いだろう。しかし、少ない枚数を侮ってはいけない。藤原氏は「原稿用紙10枚より、1枚のほうがずっとハードルが高い」という。