社内企画書、会議の議事録、そしてお客さま向け事業提案書……。会社のなかにはさまざまな書類があふれている。どのように書いていったら仕事がはかどり、成果もあがるのか? 元ソフトバンク社長室長、ジャパン・フラッグシップ・プロジェクトの三木雄信社長が語る、孫正義流文章テクニックとは。

社内での新規プロジェクトの検討は、一般的に「企画書」の作成から始まる。今回、例として挙げるプレジデントソリューション社は、クライアントのサイトをヤフーやグーグルなどの検索エンジンの上位ページに表示させるSEO(検索エンジン最適化)サービスで、業界トップの企業だ。

その同社がベンチャー企業向け成果報酬型の新卒紹介事業を企画した。SEOのノウハウと実績を活用し、独自に就活サイトを立ち上げて優秀な学生を集める。そして、ピンポイントでクライアント企業に紹介していく。しかも、内定した段階で初めて料金が発生する点で、既存の採用支援会社と一線を画している。

企画書というとひと昔前まではA3サイズで分厚く、広告代理店や官庁が作成するものは製本までしてあった。しかし、企画書の役割は経営トップなどの決定権者や関係部署の人たちに「面白そう」「詳しく聞いてみたい」という気持ちになってもらうことにある。