ダメ文章を添削!(AFTER)
【○AFTER】
(1)独自性に富むタイトルの工夫を――「おや、これはなんだろう」と相手の心を出だしで.み取ることが大切だ。ベンチャー特化型の新卒紹介、それも成果報酬型という具体的なタイトルを提示することで、「一体どんなプロジェクトなのだろう」という気を読み手に起こさせることができるようになった。
(2)数字の対比で強く印象付け――8割のベンチャー企業が新卒採用意欲を持ち、一方で5割の学生がベンチャー企業への就職に関心を持っているミスマッチの現状を、その数字を対比させることによって強く印象付けている。
(3)一目でわかる図解化を多用する――「百聞は一見に如かず」の通り、口頭や文章で説明するよりも、1つの図解で示したほうが、既存のサービスと今回の新規のサービスとの違いが一目瞭然となる。
(4)個条書きにはキャッチを添える――プロジェクトの意図を整理したうえで、「差別化」「シナジー」「高収益性」というキャッチを添えることで読み手の理解を促進することができるようになっている。
ジャパン・フラッグシップ・プロジェクト社長 三木雄信
1972年、福岡県生まれ。98年ソフトバンクに入社。2000年より同社社長室長を務め、ブロードバンド事業の立ち上げなどに関わる。06年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立し、現職に就く。ベンチャー企業から東証一部上場企業まで数多くの社外取締役や監査役も務めている。
1972年、福岡県生まれ。98年ソフトバンクに入社。2000年より同社社長室長を務め、ブロードバンド事業の立ち上げなどに関わる。06年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立し、現職に就く。ベンチャー企業から東証一部上場企業まで数多くの社外取締役や監査役も務めている。
(構成=岡村繁雄)