自由に動くため緩めの予定組み

連絡の大半は、お客さまからの相談事だったり、依頼事です。それらに即対応するため、がちがちのスケジュールは組みたくありません。それで週末に翌週のスケジュールを固めるというようなことをしないのです。もちろん、ミーティングの時間は順次決めていきますが、それもギリギリまで待って、なるべくフリーな時間を確保しています。

また、ミーティングの途中で入ってきた連絡で、中座して違う現場に急行しなくてはならないときも出てきます。そうした際には部下にミーティングの仕切りを任せます。ですから、普段から部下と情報を共有するようにしています。結局、時間はお金と違って貯めておくことができません。ある時間にどれだけ同時並行で物事を動かせるかがマネジメントの要諦なのだと思います。

私の場合、社内にいる時間は短くて、月曜日の午前中の定例会議以外は、伝票の整理などのデスクワークは30分程度で済ませて、外に出てしまいます。翌日の仕事の段取りを考える「To Do」の整理・予想の時間もほとんど外で取っています。そして、そこで決めたスケジュールは社内の全員に公開し、何かあっても対応できるようにしています。