写真=PIXTA

バブル崩壊後、日経平均株価の下落に合わせるように、日本人の給料は年々下がっていった。しかしそうしたトレンドが、アベノミクスによって大きく変わろうとしている。

日銀による異次元の金融緩和で日経平均株価は8000円台から1万6000円へと2倍近く上昇し、企業業績も改善された。デフレのトレンドが完全に終わったとは言い切れないが、金融緩和によって薄らいだことは確かだ。賃金が上がるかもしれないという期待も生まれつつある。