――希望通り、英語を扱うプロジェクトのリーダーになれたのですが、毎日が苦痛です

「自分から望んで英語を扱う部署に行ったけれども、予想よりもしんどかった」と、こういうことですかね。

――ええ。出口さんは英語で苦労されたことはありますか?

僕も英語がダメで、海外赴任時代はものすごいストレスでした。でもそれを解消するには、基本的には勉強して場数を踏むしか解決する方法がなかったですね。勉強してもすぐに英語力は上がらないのに、仕事はしなくちゃいけない、その難しさもわかります。それならば、たとえば電話会議のときは相手に了解をもらって、しばらくの間、英語ができる部下に同席してもらえばいいのでは?

(構成=八村晃代 撮影=市来朋久)
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