天野 篤(あまの・あつし)
1955年生まれ。日本大学医学部卒業後、昭和大学教授などを経て、現在、順天堂大学心臓血管外科教授・順天堂医院副院長。2012年、天皇陛下の心臓手術を執刀。心臓を動かした状態で行うオフポンプ手術の第一人者で、これまでに執刀した手術は6500例を超え、成功率は98%以上。
1955年生まれ。日本大学医学部卒業後、昭和大学教授などを経て、現在、順天堂大学心臓血管外科教授・順天堂医院副院長。2012年、天皇陛下の心臓手術を執刀。心臓を動かした状態で行うオフポンプ手術の第一人者で、これまでに執刀した手術は6500例を超え、成功率は98%以上。
天皇陛下の執刀医として知られる心臓血管外科医が、みずからの仕事哲学を綴った一冊である。“患者の顔を見ず、カルテばかり見ているような医師は、医師になるべきではない”“医師になったら世のため人のため、身を粉にして働かなくてはならない”“病を癒すだけでなく、人を癒すのが本当の仕事”など、プロとしての厳しい言葉が並ぶ。
大学病院の医師といえば、「白い巨塔」で描かれたような権力主義者のイメージが強いが、「大学病院の医者なんて、全然偉くもなんともないですよ」と断言。あくまでも患者の命と健康を守ることを最優先する。手術中に別の患者に関する電話がかかってきたら出ることもある。
「ほとんどの大学病院では、手術中の電話は取り次がないんですよ。手術中というのが金科玉条になっていて、相手もそう言われると何も言えなくなってしまう。でも実は手術なんて、トラブルが起きない限りそれほど頭は使わない。新米でもないのに“手術が大変だ”なんて言っている連中はたいしたことないと思っていいですよ」
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(上飯坂 真=撮影)


