正しい姿勢を覚えたら(3)以下も試してみよう。
「(3)はゲーム感覚で人と競うものではありません。眠っている体は反応がニブい。素早く体が反応するかどうかが大事で、どうすればより速く動けるか、いろいろ試してみましょう。余計な力が入ると体は動きません。仕事も同じですね。力を抜いてリラックスした状態のほうが、脳の指令に素早く反応できることに気づくはずです」
(3)最速はじめの一歩(ターゲット:敏捷性)
赤信号で止まっているときに、できるだけ脱力し、全身から余計な緊張を取り除き、軽く膝を曲げてつま先にほんの少し体重をかけて待機。青信号に変わった瞬間に最速の反応で一歩目を踏み出す。
⇒注意力が高まり、力むよりも余計な力を抜いたほうが速く動ける感覚をセットできる。
赤信号で止まっているときに、できるだけ脱力し、全身から余計な緊張を取り除き、軽く膝を曲げてつま先にほんの少し体重をかけて待機。青信号に変わった瞬間に最速の反応で一歩目を踏み出す。
⇒注意力が高まり、力むよりも余計な力を抜いたほうが速く動ける感覚をセットできる。
(4)は膝と腰をうまく使って電車の揺れを吸収する運動。
「加齢に伴い肉体が衰えるのは自然ですが、なかでも急速に失われがちなのは筋力よりもバランス感覚などの神経系の働き。普段意識しない足の裏の感度など全身の神経と脳の連動性をアップさせます」
(4)電車サーフィン(ターゲット:重心調整)
電車内でつり革につかまらずに立つ。足幅は比較的狭く、膝は突っぱらずに軽く曲げて立つ。腰と膝をクッションにして電車の揺れを吸収するようにバランスをとる。踏ん張らず、揺れを逃がすのがポイント。頭の位置はできるだけ変えない。
⇒重心の変化に素早く対応することで、全身の神経が活性化し、空間認知能力の高まりが期待できる。
電車内でつり革につかまらずに立つ。足幅は比較的狭く、膝は突っぱらずに軽く曲げて立つ。腰と膝をクッションにして電車の揺れを吸収するようにバランスをとる。踏ん張らず、揺れを逃がすのがポイント。頭の位置はできるだけ変えない。
⇒重心の変化に素早く対応することで、全身の神経が活性化し、空間認知能力の高まりが期待できる。