●ピンの時代(コメディアン 上島竜兵)
2013年、うちの事務所で売れたのはピン芸人。土田晃之も有吉弘行も劇団ひとりもそう。トリオやグループだとどうしても考え方が甘くなるけど、ピンはひとりで勝負するから根性が違う。乗り越えてきた修羅場が違う。偉そうなことは言えないけど、これからは会社の世界も一匹狼の時代だよ。
●絡まる時代(コラムニスト 石原壮一郎)
SNSを活用した意外な人との出会いがますます加速し、麺とタレが絡まりあう伊勢うどんのような時代がくるでしょう。絡まるためにはお互い肩肘を張らず、ふんわりと接するのが一番。コシのなさがウリの伊勢うどんのようにね。
●創造する力(Sweet Treat311代表理事 立花 貴)
持続可能な社会を前提とし、各分野で新たな仕組みやビジネスを生み出す必要があります。ゼロから生み出す力、組み合わせて創造する力。これが「日本の力」であるという意識が2014年以降さらに広がっていくと感じている。
●アジア人(テラモーターズ社長 徳重 徹)
アジアといかに上手く仕事をしてお互い伸びていくか。5年スパンでみると、アジア人として行動できるかが問われている。「華僑」ならぬ「和僑」があってもいい。アジアの同じレベルと戦っているという意識がもっと必要だ。
●取捨選択(節約アドバイザー 矢野きくの)
ここ数年は「捨てる」ことが注目されましたが、2014年はいわば“入り口”の部分での「取捨選択」がテーマになります。大事なモノ・情報の選択の精度を上げれば周囲に振り回されない。
●使う目標(ファイナンシャルプランナー 前野 彩)
「今年は100万円貯める」といった目標では、お金を使ったとき、貯めた努力が無になる気がすることもある。そこで、「このお金が貯まったら○○を買う!」などと、お金を「使う」目標を立てると不思議とプラス発想でいられます。
●血糖測定(北里研究所病院糖尿病センター長 山田 悟)
2013年の「世界糖尿病デー」に低糖質食の普及を目指す「食・楽・健康協会」が設立されました。これを機に低糖質食がコンビニなどでも販売されることを願っていますが、いくら低糖質食を食べても効果が実感できなければ張り合いがない。そこで14年からは食後に血糖測定ができる簡易測定器の普及に注目していきたいと思う。