時代の空気を察知することに長けた人々による、2014年を生き抜く羅針盤となるコトバ。
●女性管理職大移動の元年(ビズリーチ代表 南壮一郎)
2013年、企業の女性の管理職採用・登用にスイッチが入った。それを受け、実際に女性の転職市場は活性化。この影響が目に見え始めるのが14年だ。1月1日付、4月1日付で第一世代が入社する。彼女らの活躍いかんで、その後の採用が左右されるはずだ。
●ココナッツオイル(医学博士 白澤卓二)
人間の脳は働きを維持するためにグルコースとケトン体という2種類のエネルギーを使います。アルツハイマーになるとグルコースが有効に使えなくなりますが、ココナッツカレーを食べることで、ココナッツオイルに含まれるMCT中鎖脂肪酸によって肝臓でケトン体が生まれ、脳の神経細胞が活性化されて症状が改善される傾向があります。ココナッツオイルは高齢期の健康を支える油として今後注目されるでしょう。
●21.1世紀(SPACE TRAVEL代表 高松 聡)
レイ・カーツワイルという未来学者が、今後コンピューティング、ナノ、ゲノムの3つのテクノロジーが急速に発展し、約35年後に技術的特異点というのがやってくると主張しています。
僕は個人的に2010年からの10年間を21.1世紀と呼んでいます。21.0世紀は20世紀と大差なかったが、21.1世紀は急速な変化を感じる最初の10年になるでしょう。その大きな変化に多くの人が戸惑い、同じぐらい多くの人が興奮すると思います。