「AIを使う人・使われる人の違い」AI回答

この説明で、低学年の子どもも理解してくれました。もしうまく説明できそうになかったら、「AIを使う人とAIに使われる人、どう違う?」とAIに聞いてみて、親子で回答を見て一緒に考えるといいですよ。AIからはこんな回答が返ってきました。

【AIの回答】
いい問いだね。結論から言うと、「主導権を握っているかどうか」が一番の違い。

AIを使う人
→AI=道具として扱う人

特徴はこんな感じ:
*目的が先にある(「何を達成したいか」が明確)
*AIの答えをそのまま信じず、判断・編集する
*「どう聞けばいいか」を考える(プロンプト力)
*AIの限界も理解している(間違う前提で使う)

例:
*文章作成→AIで下書き→自分で修正
*勉強→AIに解説させる→自分で理解チェック
*仕事→AIで効率化→最終判断は自分

→主役はあくまで「自分」

AIに使われる人

→AI=思考の代わりになってしまう人

特徴:
*目的が曖昧(なんとなくAIを使う)
*出てきた答えをそのまま使う
*自分で考えるプロセスを省く
*「楽だから」で依存しやすい

例:
*レポート丸投げ(内容を理解してない)
*SNS投稿を全部AI任せ(自分の言葉がない)
*判断もAI任せ(自分の軸がない)

→主役が「AI」にすり替わる

一番の違い(シンプルに)
*使う人:AIを自分の能力の拡張機能として使う
*使われる人:AIに代替される

境界線はここ
この質問を自分にできるかどうか

*「この答え、正しい?」
*「他に選択肢は?」
*「自分はどう思う?」

これがある人は「使う側」、ないと「使われる側」に寄りやすい。

ちょっと現実的な話

今後はほぼ確実に:
*AIを使う人→能力が増幅される
*AIに使われる人→平均化・置き換えられやすい

だから差は広がる。

回答を読むと、頻出する言葉があることに気づきますか? そう、「自分」です。「自分で修正」「最終判断は自分」「自分の言葉がない」「自分はどう思う?」というように、随所に「自分」が出てきます。

もし子どもが「主導権を握る」の意味がわからなかったら、AIの言葉を用いて「『主役は自分』という意味だよ」と説明してあげましょう。

AIを使う時に「主導権を握る」ことが大事なのは、AIはいつまででも会話を続けようとするからです。

タブレット端末を使用している息子を笑顔で見守る母親
写真=iStock.com/Jacob Wackerhausen
※写真はイメージです

主導権を握るのはAIではなく人間

ここでは長いのでカットしましたが、たいていAIの回答の最後には、

「よかったらこんなことも調べられますよ」
「こんな視点でも分析できますよ」
「○○について教えてくれたら、もっといい答えを出しますよ」

とあります。

「わたしはもっとあなたの役に立てますよ!」というAIの機能なのですが(こういうサービス精神が旺盛なのです……)、中には役に立ちそうな内容もあります。わたしも「その視点はいいな、聞いてみよう」と思うこともあります。

ですが、提案されるままにずるずるやりとりを続けていくと、AIの後をついていく感じになって振り回されてしまい、気がついた時には、「あれ? 何を聞いていたんだっけ?」と当初の目的を見失っているのです。それは「AIに使われる側」に陥る入口だったりします……。