初の温水洗浄便座交換、うまくいく?

温水洗浄便座には大きく分けて「瞬間式」と「貯湯式」の2種類がある。SCS-SRA7020は「瞬間式」だ。「貯湯式」は、本体内のタンクにあらかじめ温水をためておく方式で、構造が比較的シンプルなため、本体価格を抑えやすい。一方、家族が続けて長時間使用すると、タンク内のお湯が少なくなり、温水の温度が下がることがある。

「瞬間式」は、使用する瞬間に水を加熱する方式である。タンクを持たないため、お湯切れしにくく、待機中にお湯を保温し続ける必要もない。一般的には省エネ性に優れ、多くの上位モデルで採用されている。

正直なところ、購入前のきっかけはウルトラファインバブルだったが、ランニングコストを抑えやすいことも魅かれた理由だ。

DIY初心者で不安だったが、便座交換に挑戦した。温水洗浄便座の交換は、今まで一度もやったことはない。先に、我が家のトイレ環境が対応していることを確認することから始めた。

「SCS-SRA7020」は、一般的な止水栓(マイナスみぞ、ハンドル)、内ねじタイプなら付属品の分岐金具が対応できる。寒冷地用給水管やフラッシュバブル式は、専門的な工事が必要となるので、専門業者に依頼する必要がある。

取扱説明書にある通り、一部自分で交換できないタイプもある。
筆者撮影
取扱説明書にある通り、一部自分で交換できないタイプもある。
我が家の止水栓は一般的な形状だったので自分で交換可能
筆者撮影
我が家の止水栓は一般的な形状だったので自分で交換可能

自分で用意した工具は2つだけ

自分で用意しなければならないのは、モンキーレンチとマイナスドライバー、水漏れ対策として広口容器とぞうきんだ。モンキーレンチは持っていなかったので近くのホームセンターで購入。今回購入した便座で必要なナットのサイズは、水道の蛇口やシャワー、配管部品などに使われる規格サイズ「G1/2」となる。口開き部分は、汎用性が高い可動式のものを選んだ。

最初に水道の元栓を閉めてから、元の便座を取り外す。長年使っていたため、固定ナットやボルトは固着しており、なかなか緩まない。ここが一番の難関だった。止水栓も途中で止めたが、小さめの簡易的なマイナスドライバーを使ってみたもののビクともせず、慌ててホームセンターにしっかりとしたマイナスドライバーを買いに行った。

結果から言えば、交換は約2時間で完了した。この2時間のほとんどは、新しい便座の取り付けではなく、止水栓まわりに費やされた時間だ。TOTOの旧便座はエントリーモデルであるものの、取り外しはボタンを押すだけで水抜きも自動で行われ、簡単にはずれる。さすがTOTO、よくできていて感動した。