栄養価が高そうなら積極的に購入
「値段=鶏の飼料がいい」ということでもあります。
たとえば、日本人が不足しがちなビタミンDを増やしたければ、サプリメントを摂るのもひとつの方法ですが、飼料にビタミンDが添加された卵を食べれば摂ることができます。
栄養監修を担当している日比洋子さんによると、栄養カウンセリングでビタミンDの血中濃度が意外と高めの方に話を聞くと、ビタミンD入りの卵を食べているケースもよくあるそうです。
スーパー以外にも、養鶏場の直売所などで卵が売られていることがあります。新鮮で栄養価が高そうなものを見つけたら、ぜひ買ってみてください。
《食べ方アドバイス》
サラダを食べるとき、ビタミンCが豊富に含まれるパプリカや、ビタミンCと食物繊維が含まれるレタスにゆで卵をトッピングすると、真の完全栄養食のサラダになります。
ブロッコリースプラウトを加えるのもいいですね。スーパーフードとも呼ばれていて、ビタミンCや食物繊維はもちろん、βベータ-カロテンや葉酸などのビタミンやミネラルも多く含んでいるので、サラダのトッピングにぴったりです。
たんぱく質は「嚙んで摂る」のが正解
たんぱく質の重要性が広く理解されるようになってきました。「たんぱく質を意識して摂るようにしています」という人も増えてきましたが、その中身はというと、肉や魚、卵や豆腐だけではないようです。
最近は、たんぱく質摂取のためにプロテイン飲料を飲む人も増えています。効率的にたんぱく質が摂れるので、毎日のように飲んでいる人もいるでしょう。
でも、プロテイン飲料はただ飲めばいいわけではありません。
プロテイン飲料ばかり飲んでいると、ビタミン不足を招くことがあるだけでなく、胃腸の機能が弱い人が飲むと、消化不良を起こして腸内環境が悪化し、下痢をすることもあります。
とくに朝イチの空腹の状態でプロテイン飲料を飲むと、胃腸に負担をかけてしまいます。食事は嚙むことが大事だといわれますが、これは嚙むことによって胃腸の準備ができるからです。胃に入ったら今度は小腸や大腸が連動して働きます。
朝、起き抜けにプロテイン飲料を飲むのは、体が何の準備もしていない状態で、いきなり胃に高たんぱくのものが流れ込むということ。たとえるなら、準備運動をせずに猛ダッシュさせられるようなものです。
プロテイン飲料を飲むこと自体が悪いわけではありませんが、あくまでもたんぱく質は食事から摂ることが基本。「今日の食事はたんぱく質が少なかったな」と思ったときに少しプラスする程度にしましょう。


