健康維持に効果的な卵の食べ方
通常の食生活をしていれば、ビオチンが不足することはまずありませんが、毎日、長期間にわたって生卵を摂取していると、不足してしまう可能性があります。
とはいえ、卵はほぼ完全栄養食。現代人にたんぱく質不足の人が多いなか、アビジンのことを気にして卵を避けてしまうのは、本末転倒です。
そこで、食べ方を工夫しましょう。
卵かけごはんを食べるなら、黄身だけ使うようにすればいいのです。なかなか濃厚な卵かけごはんができますよ。
「じゃあ、白身は捨てちゃうの?」と思われるかもしれませんが、大丈夫。
残った白身は、みそ汁やスープに入れて一緒に飲むのはどうでしょう? そうすれば白身も加熱され、ビオチンの吸収阻害を気にする必要もなくなります。
なお、生卵に限らず、卵を食べる場合は、何日かごとに食べない日をつくりましょう。毎日食べると、アレルギーとなってしまうこともあるからです。
卵にこの「2つの栄養素」を加えれば最強
卵はよく「完全栄養食」といわれますが、先に触れたように、正確には「ほぼ完全栄養食」です。
卵が完全栄養食といわれるのは、そのバランスがパーフェクトだから。アミノ酸スコアは、食品に含まれるたんぱく質を構成する必須アミノ酸のバランスを数値化したものですが、卵はこのアミノ酸スコアが100点満点です。
これだけでも卵は十分に優れた食材なのですが、これに2つの栄養素を加えたら最強です。それがビタミンCと食物繊維。卵に足りないこの2つの栄養素を補えば、「真の完全栄養食」になります。
最近は食品が値上がりして、スーパーで買い物をするのも躊躇してしまいがち。卵も例外ではありません。
でも、そのお値段の差は数百円程度です。栄養面を考えると、卵は非常にコスパがいいので、できればいいものを買うことをおすすめします。
殻が薄いものや、黄身が小さいものは、それだけ栄養価も低い可能性があります。平飼いの卵を、とまでは言いませんが、いつもの卵より“少しだけ”いいものを買うことを意識してみましょう。

