コンビニで買える「もち麦」が大活躍

内臓脂肪は、肝臓や膵臓など大切な臓器の周囲に積み重なる脂肪で、皮下脂肪と比べて生活習慣病との関係が深いとされています。その蓄積ペースを、食事の変化だけで意味のある形で抑えられるという事実は、見過ごすには惜しい発見です。

『科学的に実証された 超ダイエット習慣大全』(Gakken)
堀田秀吾、木島豪『科学的に実証された 超ダイエット習慣大全』(Gakken)

食物繊維が体重管理に役立つ理由は、腸内細菌のエサになるだけではありません。水溶性の食物繊維は胃の中で水分を吸って膨らむため、少ない量でも満腹シグナルを脳に届けやすくします。

さらに消化を遅らせることで、食後の血糖値の急上昇を抑え、いわゆる「血糖スパイク」後の強烈な空腹感を防いでくれます。

急に大量に摂ると腸が張ったり、ガスが出やすくなることがあるため、白米にもち麦を少量混ぜる、毎食に野菜を1皿プラスする、間食をナッツや果物に変えるといった小さな変化から始めるのがお勧めです。

1つ1つは地味な変化ですが、それを積み重ねることで、腸と代謝の両方が少しずつ整っていきます。派手な食事制限よりもこの繊維の習慣が、長期的には体を確実に変えていきます。

今日の1アクション
白米を炊くとき、もち麦を大さじ1杯だけ加えてみてください。もち麦には水溶性食物繊維のベータグルカンが豊富に含まれており、食感もプラスされます。準備時間は2分。今日の夕飯から試せます。
大麦
写真=iStock.com/SherSor
白米を炊くとき「もち麦」を大さじ1杯加えるとよい(※写真はイメージです)
【関連記事】
腸の壁に穴が空き、全身がボロボロに…内科医が「毎日食べてはダメ」と警告する"みんな大好きな朝食の定番"
食前に「たった一杯」飲むだけで肝臓の脂肪を落とせる…専門医の中では常識「食物繊維、発酵食品」あと一つは?
「家の近所を歩く」よりずっと効果的…精神科医「ウォーキング効果を最大限に引き出す」とっておきの場所
台所を見れば認知症の予兆がわかる…介護のプロが断言「物忘れ」よりも早く気づける"食卓の異変"
パカッと開けて週に1、2個食べるだけ…がん専門医が勧める「大腸がんを予防するオメガ脂肪酸たっぷり食品」