学歴による生涯賃金格差の推移
例えば、20~24歳階級においては、前半3年間がマイナス、後半2年間がプラスになる。C欄の数字の累積値をD欄に示す。この数字は、最初はマイナスになる。これは、大学在学中に働かなかったことによる逸失所得を表わしている。
D欄の数字は、その後は増え続け、70歳以上では、4500万円を超える。本書『学歴社会から実力社会へ AI時代の教育・雇用・評価を問い直す』で、学歴によって生涯で4000万~6000万円程度の差が生じると前述したが、ほぼそれが裏付けられるわけだ。
D欄の数字がプラスに転じるのは、40代の初めだ。仮に無利子で逸失所得分を借り入れることができるなら、高卒との賃金差で返済して、40代初めにそれを完済できることになる。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
