女子枠は男性差別? ダイバーシティ推進?

それでも、名工大のような女子枠が小規模な中堅大学に対する男性の反感は少なかったが、国立の最難関のひとつ東京科学大(約1000人中、女子枠154人)のような大規模女子枠となると、そうもいかない。実際、女子枠に反対する学生団体が結成されて、ビラ配りや署名活動が行われた。

2026年4月には、朝日新聞社による男女雇用機会均等法40年の世論調査の一部で「理工系大学の女子枠」についての意識調査が行われた。

結果は、60代以上は「納得できる」が多数派であったものの、50代以下では少数派となり、若年者ほど減るという結果だった(図表2)。進学や昇進でも我慢を強要されて反感を持つ男性が増えている可能性がある。