トースト専用機としては「ほぼ互角」

ニトリは100℃〜260℃から自分で選ぶ。何℃を選ぶのかが悩むところだが、説明書には食パンの場合は260℃と書いてあるのでその通りにした。ニトリは予熱を待たずに焼き色が付き、約3分弱で焼き上がった。表面はサクッとしているが、中はしっとり。噛むと生地が伸びるような弾力があり、口の中でほどけていく。

ニトリ。アラジンと比較すると少々暗く感じる
筆者撮影
ニトリ。アラジンと比較すると少々暗く感じる
ニトリで焼いたトースト。しっかり焼き色はついている。左が表面、右が裏面
筆者撮影
ニトリで焼いたトースト。しっかり焼き色はついている。左が表面、右が裏面

一方のアラジンは、トーストモードで焼き色を5段階から選べるので、真ん中にして焼いてみた。わずか2分。それでもしっかりと焼き色が付いた。表面の香ばしさが際立ち、パン内部の水分を残しながら焼き上げる印象。好みが分かれそうだ。

アラジン。加熱が始まるとかなり明るい
筆者撮影
アラジン。加熱が始まるとかなり明るい
アラジンで焼いたトースト。表面はかなりこんがり。左が表面、右が裏面
筆者撮影
アラジンで焼いたトースト。表面はかなりこんがり。左が表面、右が裏面

食べ比べた正直な印象は、価格差はあるが、トースト専用機としては、想像していたほど差は大きくない。

トースト中心で使うなら、ニトリのコストパフォーマンスはかなり高い。一方、トースト以外の調理にも活用したいなら、アラジンの多機能性は大きな魅力だ。ただし、本体サイズも大きく付属品も多いため、設置スペースや活用頻度まで含めて選びたい。

アラジン「クロワッサンモード」の実力

一方、表面が焦げやすく、中心まで温めるのが難しいクロワッサンでは違いが見られた。

アラジンはクロワッサンモードがあるのでおまかせだ。わざわざ取扱説明書などを確認する必要もないので、手軽に温められる。時間は約6分かかるものの、表面はサクッと軽く仕上がり、中の層もしっかり残る。バターの香りも引き立ち、焼き立てに近い味わいを楽しめた。

一方、ニトリは取扱説明書の推奨どおり100℃で約3分加熱した。全体はしっかり温まったものの、表面のサクサク感はそれほど感じられず、クロワッサン特有の軽やかな食感の再現という点ではアラジンに及ばなかった。

左がニトリ、右がアラジン。香りも食感も、アラジンは文句なし。アラジンは食感がサクッとしており、香ばしさが際立つ。ニトリは表面はサクッとしており、中のふんわりしており、好みが分かれそう
筆者撮影
左がニトリ、右がアラジン。香りも食感も、アラジンは文句なし。アラジンは食感がサクッとしており、香ばしさが際立つ。ニトリは表面はサクッとしており、中のふんわりしており、好みが分かれそう

時間はかかるものの、クロワッサンを焼き立てのように楽しみたいならアラジンの完成度は高い。温め直しまで含めたパンのおいしさを重視するなら、価格差に見合う価値を感じられるだろう。