「人に迷惑をかけたくない」は大間違い
このキャッチボールがある関係は、本当に心地いいです。助けてもらったら、次は自分が助ける。そのバトンが回っていくことで、人間関係全体があたたかく、やさしい循環を生んでいきます。
多くの人は「人に迷惑をかけたくない」と言います。でも、人に頼られることがうれしいと感じる人は、じつはとても多い。だから、甘えることは迷惑ではなく、“信頼の表現”なのです。
わたし自身、昔は「人にお願いするなんて申し訳ない」と思っていました。
でも、実際にお願いしてみたら、「頼ってくれてうれしい」「そう言ってもらえるなんて光栄」と言ってくださる方が本当に多かったのです。
その瞬間、人間関係の深さが一段階変わり、お城の中で“みんなとの絆”が強まっていくことを感じました。
甘え上手な人が“信頼の循環”をつくる
甘え上手な人ほど、人を信じる力が強い。信じる力があるから、委ねられる。委ねられるから、愛される……。
そうやって“信頼の循環”が生まれていきます。
わたしが今、意識しているのは「一人でがんばらない」ということ。それは怠けることではなく、人を信じる勇気を持つことです。
助けを求めることも、お願いをすることも、相手の中に「あなたを信じています」という想いを届ける行為です。その想いが重なったとき、人と人の関係はグッと近くなります。
苦手なことは素直にお願いして、誰かに頼られたら全力で応える。お城がこの循環を巡らせていくことで、人と人とのつながりはあたたかく育ち、お互いに安心して関われる関係が増えていきます。
だから自分自身も無理せず、自然体でいられるようになります。


