ブームを後押しした“新制度”

こうしたブームを後押ししたのが、戸籍制度の更新だ。

戸籍の記録は、自身の父母・祖父母・曾祖父母など直系尊属のものであれば自由に取得することができる(身分差別的な記載が残るために封印された明治5年式を除く)。

かつては戸籍が保存される本籍地の役所・役場に申請する必要があったため、まず自身の戸籍を取得し、そこに「従前戸籍」として記されている親の本籍地に親の戸籍を申請、そこから祖父母の戸籍の所在を探し、今度はその役所に申請して……と膨大な手間がかかった。