観光客にもビジネスマンにもスルーされる

廃墟化の2つ目の要因は、観光客が通り過ぎていることだ。

コトノハコ神戸には神戸布引ハーブ園/ロープウェイが隣接しており、その出入口は平日でも国内外の観光客がひっきりなしに通っている。神戸市発表の観光入込客数を見ると、神戸布引ハーブ園には年間59.3万人が訪れている。

神戸布引ハーブ園/ロープウェイの出入口。ここには観光客の姿がある
筆者撮影
神戸布引ハーブ園/ロープウェイの出入口。ここには観光客の姿がある

このあたりは北野エリアと呼ばれ、異人館街もある神戸の観光スポットのひとつである。しかしコトノハコ神戸では、観光客らしき人はほぼ見かけない。