1カ所直して全体が崩壊する「デグレ地獄」

「デグレ」とは「デグレード(退行・劣化)」の略で、プログラムの一部を修正した結果、今まで正常に動いていた別の場所が壊れてしまう現象を指します。

マンガで弱木が触れた「共通部品」というのは、システム内のあらゆる画面から使い回されているプログラムの心臓部のようなものです。そこを1カ所いじるということは、他の多数の画面にも一斉に影響を与えることを意味します。

弱木は念入りにテストを行い、無事にリリースしたつもりでした。しかし数時間後、顧客から「A画面の保存ボタンが反応しません」「B画面もエラーです」「C画面の入力チェックが効いていません」と、次々に他の画面での不具合が報告され始めます。